2013年9月18日水曜日

首輪は、コワイ!


お久しぶりの投稿。

もーーーしわけございませんm(_ _)m

おーあみ避難所ブログをボランティアさんが、せっせと更新してくださっているので、ついついサボってしまってしまいました。

お伝えしたい事、いっぱいあるのに、ごめんなさい。

今日は、福島の話ではないけれど、どうしてもお話したい事あります。

先日、近くに住むボランティアのKさんより、捕獲器貸してくださいと言われました。
話を聞いてみると、首輪が猿ぐつわみたいになってる野良猫さんがいるとの事。

そんな状態でご飯食べれるのか不思議でしたが、一刻も早く保護してもらいたいと、状況説明は後回しで捕獲してもらう事になりました。

暫くしたら、「無事に保護出来ましたぁ~」との事。

ふー、これでなんとかしてあげれると一安心したんですが…。

しかし、よく考えて、なぜ野良さんなのになぜ首輪?という疑問が…。

よくよくお話を聞いてみると、信じられないような話で、怒り爆発しそうでした!


内容は、

Kさん宅の近くで、餌やりしてる猫ボラさんが、ご近所の猫嫌いな人とトラブルになり、猫嫌いな人が保健所に連れて行くと騒ぎ出した。

それを聞いて心配になった猫ボラさんが、首輪をすれば飼い猫だと思われて保健所に連れてかれることはないだろうと考えて、そんなに慣れてない猫ちゃんに首輪をしようと考えた。

そして、首輪をする時にあろう事か、首輪がきちんとはめれなかったようだが、逃げてしまったのでそのまま放置。

てことらしい。

想像すると、おそらく猫はびっくりして慌てて逃げて行ってしまったと思うのだが…。

通常ならばこんなことになったら、とにかく全力で捕獲して首輪を外しますよね?

この猫ボラさん、自分がやった事を隠し、周りがおかしいと言うのも、そう?大丈夫よみたいなに言ってたようです。

そのうち、顎のあたりが黒く汚れてききて皆がおかしいと言うことになり、Kさんが保護してくれたようなんです。


無責任な猫ボラさんには、もう任せられないのでこの茶トラさんを病院に連れて行ってあげることにしました。

保護したばかりの写真です。



どんな状態かよくわからない…。

病院にて、首輪をハサミで切りました。

しかし、首輪は顎の下にぶら~んと下がってて、取れませんでした。

こうなると、麻酔をかけて取るしかありません。傷口も洗浄しないと行けないし…。

早速、午後に麻酔かけてとってもらいました。

無事に取れましたと連絡もらってホッとし、どんなことになってたのかを、先生にお聞きしました。

首輪には、外れやすいようにとゴムがついてるタイプありますよね。

この猫さんに着いてたのはそんなゴムがついてるタイプです。

下の歯にゴムがはまり、時間をかけて唇を切り、下に下にとゴムが下がっていった。切れた部分は化膿した
が、徐々に上の方から傷口が治り、ゴムが肉の間に残ってしまった。その部分は化膿して、分泌液で顎のしたは真っ黒になってた。

と言うことでした。

写真、少しあれですけど、見てください。


ゴムが食い込んでるのがわかります。


穴が空いてるのがわかります。
(針みたいなものは、病院で洗浄する時に刺してます。貫通してる事がわかります)



傷口を綺麗にしてもらいました。

こんな傷、昨日や今日起きた話ではないですね。
傷口が治ってきてることも考えると、2ヶ月ぐらいは放置されてたんでしょう。


猫に首輪は、本当に必要でしょうか?

外れるタイプだから大丈夫と言う方、斜めに引っ張って外れますか?
まっすぐ引っ張れば外れても、斜めになると外れないことがあるようです。

このタイプを使用して、S字フックにひっかかり、帰宅したら亡くなってたと言う話を聞いたことあります。

また警戒区域内では、多くの犬猫の首輪がたすき掛けになって、怪我したり命を失った子もおりました。

外に行って保健所に捕まると心配するならば出さない努力をしたらいいし、マイクロチップなどで対応することも良いと思うな。


そうだ、この茶トラちゃん、でんでん♪  という名前を付けました。

そのでんでん♪  残念ながら、エイズ、白血病共に陽性でした。

お外で暮らして行くことは困難でしょうから、保護して新たな飼い主さんを探したいと思います。

まだ入院中ではありますが、こんな苦労をした、でんでん♪ を終生可愛がってくださる方募集します!

どうぞ、よろしくお願いします。





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