1年もの間、どうやって暮らしていたのでしょうか・・・。
その子を見かけたのは、今年の2月のことでした。
お天気の良い日に、ゴロンゴロンと日光浴をするグレーのかわいい子を見かけて、絶対に保護したいと思いました。
そして、すぐに捕獲器しかけたら、違うかわいい猫ちゃんが入ってました。
それで、また翌週に捕獲器を仕掛けたところ、あのグレーのかわいい子を保護出来ました。
良かった♪
その後、しばらく病院に預かって頂いたのですが、名前付けないで預けてしまいました。
いつも福島からの帰り道、なんて名前にするかをT君とあれこれ話して帰ってきます。保護した場所とか、近くの建物の名前とか、なんか保護当時を連想できる名前を付けることが多いのですが、グレーの猫さんは、T君と意見が一致しなくて決められないまま病院へ預けました。
病院には、私が保護してきた猫がたくさんおり、名前がないとわけがわからなくなってしまうからと病院の方が名前を付けてくださることが度々あるのですが・・・グレーのかわいい子なのに付けてもらった名前が、「ガサちゃん」でした。
「ガサ」・・・かわいくない。
かわいい猫なのに、「ガサ」でよ。
さっそくシェルター連れて帰ったところ、ボラさんたちからもブーイング♪
なので、すぐに改名することに。
世界的なアーティストの名前を頂き「ガガさま」と付けたんです。
それで、5月の末に、名前がよかったのかな?関係ないのかな~。
飼い主さんから連絡ありました。
避妊手術してて、しっぽ真っ直ぐだったら家の猫だと思うと・・・。
福島猫、ほとんど、避妊してない子が多いです。だから、避妊してるってことは非常に飼い主さんである可能性が高いってこと!!
ガガさまも、お腹に傷跡があるのでおそらく避妊手術してあるんでしょう。
そんなんでほぼ間違えないなってことになりました。
土日で福島に行く予定だったのでガガ様連れて、福島へ。
お互いの都合が日曜がいいとのことで、横浜を金曜日の夜に出発してから、福島市に行き、私の母に預けました。(実は母、福島市に住んでます!)
それで、日曜日に飼い主さんとの再会。
ガガさまの飼い主さんじゃなかったら、がっかりさせちゃうな~と心配しつつ再会。
飼い主さんが、タンスの上の方にいるガガ様見て、「もも~」と呼びました。
すると、タンスから降りてこようとしていなかった、ガガ・・・ではなくって、ももちゃん、「にゃ~ん」とかわいい声をだして、ゴロンと横になり、「もも~おりてこーい」と言ったら、嬉しそうに、でも、ゆっくりゆっくりと降りてきました。
またしても、感動です。
だれですか?「猫は忘れちゃう」とか、「家について人に懐かない」とか、とぼけたこと言ってる人は。
ちゃんと家族をわかるんですよ、覚えているんです。
それから、足元まで降りてきて、スリスリ~スリスリ~甘えてました。
感動シーンを目の当たりにした母の目もうるうるしておりました。
家族との再会を夢見て亡くなった多くの動物達もおりますが、1年以上経っても家族のことを忘れず、必死で行き続ける動物たちがまだまだ残ってます。
正直な気持ち、私も、現在も活動しているわずかな個人、団体のボランティアさんたちもみんな長期的な活動で疲労困憊だと思う。
それでも、そこで頑張っている命がある限り、諦めず、頑張ってレスキューしていきたいと思う。
どうか、皆様、応援よろしくお願いします。
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