あのね、ヘルニアの手術して、ず~~~~っと病院で預かって頂いていたボンド君。
なんと、里子に行ったんです。
それがね、とっても優しい飼い主さんに巡り逢えたんですよ。
ボンちゃんにぴったりな方に!!
ボンドは、ヘルニアがあるので、そんなにお散歩に行けない。
飼い主さん、そんなに散歩長い時間行けないかも・・・と。
そして、朝早いのが苦手なんですが・・・
病院で保護して頂いてたので、始まる時間が9時だからそのぐらいに ご飯とお散歩でも大丈夫!
とかとか、なんとなくいい感じ!
お届けの時に、その日は生憎の雨だったから、うっかりお散歩させずに車に乗せてしまいました。
到着直後に、ご自宅にて、キッチンで小さいほうを。
そしてリビングで大きいほうをしてしまい。
あ~~~~大失敗!!
なんて思ったんですが、 嫌な顔せず、お片付けしてくださいました。
そして、近況報告もしてくださってます。
奥様の足の間に背中向けて座り、背中をなでなでしてもらうのがお気に入りと・・・。
よかったな~ボンド。そんな贅沢マッサージまでしていただいてるんだね。
これからも、どうぞ、ボンドをよろしくお願いいたします。
あんまりわがまま言ってはだめですよ!!幸せになってね、ボンド♪♪
<福島原発20キロ圏内犬猫救出プロジェクトとは>
私は普段は、横浜で犬や猫の保護、避妊去勢手術、里親探しなどをしている個人ボランティアです。
今回、2011年3月11日に発生した「福島第1原発事故」により20キロ圏内の人々に避難指示が出て多くの動物達が取り残されていることを知りました。
避難した人たちが飼っていた犬猫や家畜などがどうなってしまっているのかとても心配していました。気になってネットを色々と見ていたところ、ジャーナリストの山路徹さんという方がTwitterにて「犬猫救出プロジェクト」を計画しているのを知りました。
私も何かお役に立てないかと、いてもたってもいられず、やったこともないTwitterで恐る恐る「ケージ、捕獲器、車ありますお手伝いできることありますか?」とつぶやいたのがこのプロジェクトに参加するキッカケになりました。
・・・
それから山路さん達と共に、20キロ圏内に入って車を走らせ犬や猫を保護して回ること五回以上、救い出した犬や猫は動物ボランティアの方々に一時預かりをしてもらったり、里親になってもらったり、飼い主さんの元にお届けする活動をしています。
2012年3月29日木曜日
2012年3月14日水曜日
飯館村のまるちゃん
飯館村にも給餌に行くようになって、先週初めてあったマルちゃん。
他の給餌チームがここに高齢の犬が居ることを教えてくれました。
先週行ったときには、寝てたけど、私達が来たので、雪の中小屋から出てきてくれて、最後はお見送りまでしてくれました。
それが、金曜日に行ってみたら、横たわったまま、寝たきり。マル~と声かけても反応なし。フードにも興味なし・・・。様子が明らかにおかしかった。
先週触ってみたとき、フサフサの毛でわかりにくかったけど、かなり痩せてて骨ばっていたので、正直この冬越せるのだろうかと思ってました。でも、まさか、1週間後にこんなになってしまうとは・・・。
急いで病院に連れて行こうと思いました。
しかし、飼い犬だし・・・と悩んでいたところ、見守り隊のおじさんが来て、飼い主さんに連絡してくださいました。
飼い主さんにマルちゃんの様態を伝えて、こちらの負担で病院に連れて行きたいと話したんですが、飼い主さん、「マルはもう20歳だから、そうやって死んでいくんだ。迷惑かけたくないし、そのままにしててくれ」とおっしゃてました。
私、もう一度、「勝手な話ですが、うちの犬もマルと言います。だから、なんかほっとけなくって・・・。迷惑なんかじゃなくてただ単に少しでもマルが楽になるのならお医者さんに診てもらいたいと思ったんですけど・・・」と、話してみました。
でも、「ありがとな、でも大丈夫だ。」って断られました。
それ以上、なにも言えなかった。
自然に涙がボロボロと出てきて、うまく話せなくなってきたけど、
「次はいつ来てくれるんですか?」と必死で聞きました。
「明日か、明後日、仕事の合間をみてだな~っ」ておっしゃってました。
飼い主さんを無視して、病院に連れて行くことも出来ました。
早川ボンボンさんとも連絡して、どうしよ~と話しました。
「大網さん、飼い主さんに一緒に怒られましょう。だから、病院連れてってください。」
とも言われました。
優しいね、うれしい一言だったですよ。
でも、ここは、警戒区域ではない。
飼い主さんがこれる場所。
だから、勝手なことは出来ない。
それでも、マルを助けたいという自分もある・・・
Kさんとも連絡して意見聞いて、みんなで泣いて泣いて・・・考えました。
マルを抱っこして、いろいろ いろいろ 考えました。
何が正しいのかわかりません。
マルは20歳だとすると、確かに長生きしたほうです。
そして、この家で、20年間飼われてきたんだと思います。
犬は飼い主が大好きのはず。
マルは飼い主さんに会うのを楽しみにしてるはずです。
飼い主さんが愛情がないわけではありません。
立派な犬小屋を作り、小屋の上にマル犬と書いてます。
私の飼い方とはまったく違うのですが、飼い主さんはマルをかわいがっているんだと思います。
それを、突然現れた私が、苦しいでしょうからと病院に連れて行くのが、果たしていいことなんだろうか・・・と悩みました。
連れて行くことは簡単です。
でも、連れてって、病院で注射されたり、いろんな検査されたり、入院となり、ステンレスのお部屋に入れられる。身体は楽になるかもしれない。けど、マルはそれを望んでいるのだろうか・・・。
悩みに悩みました。
結果、このままにすることにしました。
マルは、かなり衰弱してました。病院にいっても助かる見込みはないように思えました。
マルにとって、辛くても、この犬小屋がマルの居場所です。
この場所に居ないと大好きな飼い主さんに会えないと思うでしょう。
そして、知りもしない人の車に乗せられ、どこに連れていかれるの?って不安に感じるでしょう。
そう、考えたら、辛いことだけど、置いてくことしかありませんでした。
ボロボロ泣きながら、マルを抱きしめ、また明日来るね。ごめんね、何もしてあげれない。飼い主さんには伝えたよ。明日か明後日に来るからって言ってたよ。
でもね、マル、もう十分頑張ったと思う。だから、マルがいいな~って思うときにもう逝っていいんだよ、と伝えました。
少しでも温まれるようにとホカロン敷いて、毛布かけて・・・。さよならを言いました。
それが正しかったのかはわかりません。
翌日は早朝から、いつもの場所で活動。
活動が終わり飯館村に移動してきて、その後、様子を見に行くとすでにマルはもう動かなくなってました。
飼い主さんが来た形跡はなし・・・。
残念だった。
でも、救いは、同居ネコさんが、一緒に居てくれたこと・・・・。
いつも同じ小屋で、一緒に寝てました。
亡くなった翌日に飼い主さんが来たそうです。
そして、お墓作ってくれたそうです。
やっと会えたね。
マル、震災から1年をまだず逝ってしまったね。
この日、保護した猫も3匹居ました。
どちらも、1年間よく頑張ったね。
そして、まだまだ頑張って生きている動物達が沢山いる。
たいしたことは出来ないけど、残された動物達がちょっとでも楽しいとか、嬉しいとか思えることしていきたい。
他の給餌チームがここに高齢の犬が居ることを教えてくれました。
先週行ったときには、寝てたけど、私達が来たので、雪の中小屋から出てきてくれて、最後はお見送りまでしてくれました。
それが、金曜日に行ってみたら、横たわったまま、寝たきり。マル~と声かけても反応なし。フードにも興味なし・・・。様子が明らかにおかしかった。
先週触ってみたとき、フサフサの毛でわかりにくかったけど、かなり痩せてて骨ばっていたので、正直この冬越せるのだろうかと思ってました。でも、まさか、1週間後にこんなになってしまうとは・・・。
急いで病院に連れて行こうと思いました。
しかし、飼い犬だし・・・と悩んでいたところ、見守り隊のおじさんが来て、飼い主さんに連絡してくださいました。
飼い主さんにマルちゃんの様態を伝えて、こちらの負担で病院に連れて行きたいと話したんですが、飼い主さん、「マルはもう20歳だから、そうやって死んでいくんだ。迷惑かけたくないし、そのままにしててくれ」とおっしゃてました。
私、もう一度、「勝手な話ですが、うちの犬もマルと言います。だから、なんかほっとけなくって・・・。迷惑なんかじゃなくてただ単に少しでもマルが楽になるのならお医者さんに診てもらいたいと思ったんですけど・・・」と、話してみました。
でも、「ありがとな、でも大丈夫だ。」って断られました。
それ以上、なにも言えなかった。
自然に涙がボロボロと出てきて、うまく話せなくなってきたけど、
「次はいつ来てくれるんですか?」と必死で聞きました。
「明日か、明後日、仕事の合間をみてだな~っ」ておっしゃってました。
飼い主さんを無視して、病院に連れて行くことも出来ました。
早川ボンボンさんとも連絡して、どうしよ~と話しました。
「大網さん、飼い主さんに一緒に怒られましょう。だから、病院連れてってください。」
とも言われました。
優しいね、うれしい一言だったですよ。
でも、ここは、警戒区域ではない。
飼い主さんがこれる場所。
だから、勝手なことは出来ない。
それでも、マルを助けたいという自分もある・・・
Kさんとも連絡して意見聞いて、みんなで泣いて泣いて・・・考えました。
マルを抱っこして、いろいろ いろいろ 考えました。
何が正しいのかわかりません。
マルは20歳だとすると、確かに長生きしたほうです。
そして、この家で、20年間飼われてきたんだと思います。
犬は飼い主が大好きのはず。
マルは飼い主さんに会うのを楽しみにしてるはずです。
飼い主さんが愛情がないわけではありません。
立派な犬小屋を作り、小屋の上にマル犬と書いてます。
私の飼い方とはまったく違うのですが、飼い主さんはマルをかわいがっているんだと思います。
それを、突然現れた私が、苦しいでしょうからと病院に連れて行くのが、果たしていいことなんだろうか・・・と悩みました。
連れて行くことは簡単です。
でも、連れてって、病院で注射されたり、いろんな検査されたり、入院となり、ステンレスのお部屋に入れられる。身体は楽になるかもしれない。けど、マルはそれを望んでいるのだろうか・・・。
悩みに悩みました。
結果、このままにすることにしました。
マルは、かなり衰弱してました。病院にいっても助かる見込みはないように思えました。
マルにとって、辛くても、この犬小屋がマルの居場所です。
この場所に居ないと大好きな飼い主さんに会えないと思うでしょう。
そして、知りもしない人の車に乗せられ、どこに連れていかれるの?って不安に感じるでしょう。
そう、考えたら、辛いことだけど、置いてくことしかありませんでした。
ボロボロ泣きながら、マルを抱きしめ、また明日来るね。ごめんね、何もしてあげれない。飼い主さんには伝えたよ。明日か明後日に来るからって言ってたよ。
でもね、マル、もう十分頑張ったと思う。だから、マルがいいな~って思うときにもう逝っていいんだよ、と伝えました。
少しでも温まれるようにとホカロン敷いて、毛布かけて・・・。さよならを言いました。
それが正しかったのかはわかりません。
翌日は早朝から、いつもの場所で活動。
活動が終わり飯館村に移動してきて、その後、様子を見に行くとすでにマルはもう動かなくなってました。
飼い主さんが来た形跡はなし・・・。
残念だった。
でも、救いは、同居ネコさんが、一緒に居てくれたこと・・・・。
いつも同じ小屋で、一緒に寝てました。
亡くなった翌日に飼い主さんが来たそうです。
そして、お墓作ってくれたそうです。
やっと会えたね。
マル、震災から1年をまだず逝ってしまったね。
この日、保護した猫も3匹居ました。
どちらも、1年間よく頑張ったね。
そして、まだまだ頑張って生きている動物達が沢山いる。
たいしたことは出来ないけど、残された動物達がちょっとでも楽しいとか、嬉しいとか思えることしていきたい。
2012年3月6日火曜日
圏外だけど・・・・
20キロ圏外の、飯館村に行ってきました。
この飯館村の現在は、計画的避難区域というのでしょうか、住人は避難してて住んでる人は居ないけれど、警戒区域とは違い住人が自由に帰宅することが出来るエリアです。
この村には、たくさんの犬や猫が取り残されていることをご存知ですか?
なんでって思う方も多いと思いますが、避難先の住宅にはペット飼育不可のところが多く、避難されている方もどこにも連れて行く場所がないために、動物は置いてって、毎日通う方も居れば、1週間に1度餌をあげに帰ってくる方もいる。中には置いてったまま・・・って人もいるみたいです。
この村に何回か行ってますが、犬は繋がれたまま、大雪の降る中、犬小屋も壊れてたり、小屋もない子もいたりします・・・。
猫も雪の中、耳は凍傷になってしまったのか、チリチリ。
犬も足が冷たいから、右足あげて、交代で左足上げてと、ばたばたしてます。
寒がりな私は、彼らを見て、「生きるてるのも辛いな~」と思ってしまいます。
現地の方のお話を聞きました。
「避難区域解除になっても、我々農家や牧場やってる人は、戻ったところで仕事なんてないべ」って。
将来不安だ~と話されてました。
犬猫どころではないという人もたくさんいます。
自分の生活だって切り詰めてるけど・・・と、残飯を持ってきたという飼い主さん。
皆さんから支援して頂いてフードをお分けてきました。
こんな現状、みんなにも知ってい頂きたい。
次回写真載せてみます!!
この飯館村の現在は、計画的避難区域というのでしょうか、住人は避難してて住んでる人は居ないけれど、警戒区域とは違い住人が自由に帰宅することが出来るエリアです。
この村には、たくさんの犬や猫が取り残されていることをご存知ですか?
なんでって思う方も多いと思いますが、避難先の住宅にはペット飼育不可のところが多く、避難されている方もどこにも連れて行く場所がないために、動物は置いてって、毎日通う方も居れば、1週間に1度餌をあげに帰ってくる方もいる。中には置いてったまま・・・って人もいるみたいです。
この村に何回か行ってますが、犬は繋がれたまま、大雪の降る中、犬小屋も壊れてたり、小屋もない子もいたりします・・・。
猫も雪の中、耳は凍傷になってしまったのか、チリチリ。
犬も足が冷たいから、右足あげて、交代で左足上げてと、ばたばたしてます。
寒がりな私は、彼らを見て、「生きるてるのも辛いな~」と思ってしまいます。
現地の方のお話を聞きました。
「避難区域解除になっても、我々農家や牧場やってる人は、戻ったところで仕事なんてないべ」って。
将来不安だ~と話されてました。
犬猫どころではないという人もたくさんいます。
自分の生活だって切り詰めてるけど・・・と、残飯を持ってきたという飼い主さん。
皆さんから支援して頂いてフードをお分けてきました。
こんな現状、みんなにも知ってい頂きたい。
次回写真載せてみます!!
登録:
投稿 (Atom)