2012年4月26日木曜日

4/28のイベント2つ!!

すっかり、ブログ更新してませんで申し訳ありません。

ここのところ、ワンコニャンコのお世話が忙しいのと、レスキューも忙しかったのと、少々、疲労が溜まってて夜になると寝てしまっていたとか、言いたいこともいっぱいあるけど、いろんな理由で言えない事もあったりして、何を更新したらいいんだ~とかで悩んでたとか・・・まぁ、いっぱい言い訳言ってみました。ごめんなさいです。

ブログ更新してなくても、必死で活動しております!!


さて、今週の土曜日28日の話なんですが、玉川上水ステッチにて里親会に参加いたします。

日頃、楽しいおーあみ避難所のブログを更新してくださっているボランティアさんがお手伝いに来てくださいます。現地には、写真などでニャンコの紹介もやってますから、ニャンコの性格など詳しいことはボランティアスタッフさんへ聞いてくださいませ。

それから、飯館村で保護したワンコ達も参加します。どの子も性格のいいこです。

そして、11時から12時まで報告会「警戒区域に残された動物達」をさせて頂きます。
ブログなどではご紹介出来ない日頃の活動や、貴重な映像などもご紹介いたしますので、ぜひぜひ、ご参加いただければと思います。

http://space.geocities.jp/tama_stitch/info.html



また、同日ですが、水道橋にて、チャリティーJazzライブセッションにて、里親募集のお話や、レスキューの話などお話などをさせて頂きます。

空席があるかわかりませんが、ご興味のある方は下記までお問い合わせください。

2012年3月29日木曜日

ぼんぼんボンド♪

あのね、ヘルニアの手術して、ず~~~~っと病院で預かって頂いていたボンド君。

なんと、里子に行ったんです。

それがね、とっても優しい飼い主さんに巡り逢えたんですよ。

ボンちゃんにぴったりな方に!!

 ボンドは、ヘルニアがあるので、そんなにお散歩に行けない。
   飼い主さん、そんなに散歩長い時間行けないかも・・・と。

そして、朝早いのが苦手なんですが・・・
   病院で保護して頂いてたので、始まる時間が9時だからそのぐらいに  ご飯とお散歩でも大丈夫!


とかとか、なんとなくいい感じ!


お届けの時に、その日は生憎の雨だったから、うっかりお散歩させずに車に乗せてしまいました。


到着直後に、ご自宅にて、キッチンで小さいほうを。

そしてリビングで大きいほうをしてしまい。



あ~~~~大失敗!!


 なんて思ったんですが、 嫌な顔せず、お片付けしてくださいました。


そして、近況報告もしてくださってます。


 奥様の足の間に背中向けて座り、背中をなでなでしてもらうのがお気に入りと・・・。
よかったな~ボンド。そんな贅沢マッサージまでしていただいてるんだね。


 これからも、どうぞ、ボンドをよろしくお願いいたします。



あんまりわがまま言ってはだめですよ!!幸せになってね、ボンド♪♪

2012年3月14日水曜日

飯館村のまるちゃん

飯館村にも給餌に行くようになって、先週初めてあったマルちゃん。
他の給餌チームがここに高齢の犬が居ることを教えてくれました。

先週行ったときには、寝てたけど、私達が来たので、雪の中小屋から出てきてくれて、最後はお見送りまでしてくれました。

それが、金曜日に行ってみたら、横たわったまま、寝たきり。マル~と声かけても反応なし。フードにも興味なし・・・。様子が明らかにおかしかった。

先週触ってみたとき、フサフサの毛でわかりにくかったけど、かなり痩せてて骨ばっていたので、正直この冬越せるのだろうかと思ってました。でも、まさか、1週間後にこんなになってしまうとは・・・。

急いで病院に連れて行こうと思いました。
しかし、飼い犬だし・・・と悩んでいたところ、見守り隊のおじさんが来て、飼い主さんに連絡してくださいました。

飼い主さんにマルちゃんの様態を伝えて、こちらの負担で病院に連れて行きたいと話したんですが、飼い主さん、「マルはもう20歳だから、そうやって死んでいくんだ。迷惑かけたくないし、そのままにしててくれ」とおっしゃてました。

私、もう一度、「勝手な話ですが、うちの犬もマルと言います。だから、なんかほっとけなくって・・・。迷惑なんかじゃなくてただ単に少しでもマルが楽になるのならお医者さんに診てもらいたいと思ったんですけど・・・」と、話してみました。

でも、「ありがとな、でも大丈夫だ。」って断られました。

それ以上、なにも言えなかった。

自然に涙がボロボロと出てきて、うまく話せなくなってきたけど、
「次はいつ来てくれるんですか?」と必死で聞きました。

「明日か、明後日、仕事の合間をみてだな~っ」ておっしゃってました。





飼い主さんを無視して、病院に連れて行くことも出来ました。

早川ボンボンさんとも連絡して、どうしよ~と話しました。

「大網さん、飼い主さんに一緒に怒られましょう。だから、病院連れてってください。」

とも言われました。

優しいね、うれしい一言だったですよ。

でも、ここは、警戒区域ではない。
飼い主さんがこれる場所。

だから、勝手なことは出来ない。

それでも、マルを助けたいという自分もある・・・

Kさんとも連絡して意見聞いて、みんなで泣いて泣いて・・・考えました。



マルを抱っこして、いろいろ いろいろ 考えました。

何が正しいのかわかりません。

マルは20歳だとすると、確かに長生きしたほうです。
そして、この家で、20年間飼われてきたんだと思います。

犬は飼い主が大好きのはず。
マルは飼い主さんに会うのを楽しみにしてるはずです。




飼い主さんが愛情がないわけではありません。
立派な犬小屋を作り、小屋の上にマル犬と書いてます。

私の飼い方とはまったく違うのですが、飼い主さんはマルをかわいがっているんだと思います。

それを、突然現れた私が、苦しいでしょうからと病院に連れて行くのが、果たしていいことなんだろうか・・・と悩みました。

連れて行くことは簡単です。

でも、連れてって、病院で注射されたり、いろんな検査されたり、入院となり、ステンレスのお部屋に入れられる。身体は楽になるかもしれない。けど、マルはそれを望んでいるのだろうか・・・。

悩みに悩みました。


結果、このままにすることにしました。


マルは、かなり衰弱してました。病院にいっても助かる見込みはないように思えました。

マルにとって、辛くても、この犬小屋がマルの居場所です。
この場所に居ないと大好きな飼い主さんに会えないと思うでしょう。
そして、知りもしない人の車に乗せられ、どこに連れていかれるの?って不安に感じるでしょう。


そう、考えたら、辛いことだけど、置いてくことしかありませんでした。



ボロボロ泣きながら、マルを抱きしめ、また明日来るね。ごめんね、何もしてあげれない。飼い主さんには伝えたよ。明日か明後日に来るからって言ってたよ。

でもね、マル、もう十分頑張ったと思う。だから、マルがいいな~って思うときにもう逝っていいんだよ、と伝えました。

少しでも温まれるようにとホカロン敷いて、毛布かけて・・・。さよならを言いました。

それが正しかったのかはわかりません。




翌日は早朝から、いつもの場所で活動。




活動が終わり飯館村に移動してきて、その後、様子を見に行くとすでにマルはもう動かなくなってました。

飼い主さんが来た形跡はなし・・・。

残念だった。

でも、救いは、同居ネコさんが、一緒に居てくれたこと・・・・。
いつも同じ小屋で、一緒に寝てました。

亡くなった翌日に飼い主さんが来たそうです。

そして、お墓作ってくれたそうです。

やっと会えたね。



マル、震災から1年をまだず逝ってしまったね。

この日、保護した猫も3匹居ました。

どちらも、1年間よく頑張ったね。

そして、まだまだ頑張って生きている動物達が沢山いる。

たいしたことは出来ないけど、残された動物達がちょっとでも楽しいとか、嬉しいとか思えることしていきたい。










2012年3月6日火曜日

圏外だけど・・・・

20キロ圏外の、飯館村に行ってきました。

この飯館村の現在は、計画的避難区域というのでしょうか、住人は避難してて住んでる人は居ないけれど、警戒区域とは違い住人が自由に帰宅することが出来るエリアです。

この村には、たくさんの犬や猫が取り残されていることをご存知ですか?

なんでって思う方も多いと思いますが、避難先の住宅にはペット飼育不可のところが多く、避難されている方もどこにも連れて行く場所がないために、動物は置いてって、毎日通う方も居れば、1週間に1度餌をあげに帰ってくる方もいる。中には置いてったまま・・・って人もいるみたいです。

この村に何回か行ってますが、犬は繋がれたまま、大雪の降る中、犬小屋も壊れてたり、小屋もない子もいたりします・・・。

猫も雪の中、耳は凍傷になってしまったのか、チリチリ。
犬も足が冷たいから、右足あげて、交代で左足上げてと、ばたばたしてます。

寒がりな私は、彼らを見て、「生きるてるのも辛いな~」と思ってしまいます。

現地の方のお話を聞きました。


「避難区域解除になっても、我々農家や牧場やってる人は、戻ったところで仕事なんてないべ」って。
将来不安だ~と話されてました。

犬猫どころではないという人もたくさんいます。

自分の生活だって切り詰めてるけど・・・と、残飯を持ってきたという飼い主さん。

皆さんから支援して頂いてフードをお分けてきました。

こんな現状、みんなにも知ってい頂きたい。

次回写真載せてみます!!

2012年2月23日木曜日

待ちつづける動物たち・・・

先日太田さんとお会いしたとき、かばんからチラッと太田さんの写真集の2冊目である「待ちつづける動物たち」が見えました。

 太田さんに、出来上がったんですか?見せて~と言うと、

 「そうそう、見せようと思ってたの、中身はまだなんだけどね、ほら、覚えてる?この猫」

反応しないでいると・・・太田さん、必死で、

「ほら、あの浪江のサンプラザの猫・・・」と。

 もちろん、覚えてました・・・でも、言葉に詰まって何も言えなかった・・・。


しばらくして、「太田さん、この子ね、死んじゃったと思う」と話しました。



発見したときから、ボロボロの子でした。
太田さんのブログうちのとらまるにもあるとおり、他の猫の捕獲するところでに突然現れ、みんな一瞬顔を見合わせました。
だって、ボロボロ、ガリガリだったから、なんとかしてあげたかったから。


でも、結局保護できなかった。


毎回餌を置いてきてはいたけれど、その後姿を見ることはありませんでした。


そして、一ヶ月半ぐらい経ったある日、この日は太田さんとは別行動でした。
いつものように、餌を置こうとしたら、一匹の猫の死体を発見・・・。
腐敗が進んでたけど、半長毛で茶トラ、毛がボロボロ・・・とだけわかりました。


茶トラちゃん、ごめん。ほんと、ごめん。



あの時保護してたら、今頃は、暖かいところで、お腹いっぱい食べれてたかもしれない・・・。



震災以降、保護して良かったと思うことより、助けてあげれなくてごめんねと思う気持ちの方が強いんです。


だからこそ諦めたくない。

「全部は救えないよ。」って言う人がいます。
そんなのわかっている。
でも、全部は救えなくても1匹、たったの1匹でも多く助けたい。

ただ、それだけなんです。

2012年2月14日火曜日

シェルター会議

すっかり、ブログの更新忘れてました!!いえいえ、忘れてはいません。
現在、保護猫保護犬ぜ~んぶ合わせて、70匹超え・・・シェルターはボランティアさんに来て頂いてお世話をお願いしておりますが、自宅は主人と2人でがんばっております。

そんなんで、生き物優先で日々生活しておりますとなかなかブログ更新までたどり着けない毎日です。

そんな言い訳からですみません。

今日はシェルターのお話です。

先日、シェルターにて、ミニミニ会議してみました。

会議参加者とケーキ食べながら、おしゃれに会議・・・って憧れたけど、やっぱり、ニャンコゾンビに襲われて食べれないどころか、席まで奪われて、床座り込むにSさん。


          椅子取りゲームに敗北したSさん

そこで、オス部屋と呼ばれている4畳半ぐらいのところでやろうということになりました。このオス部屋、なぜかオス猫が2匹だけいる部屋です。他の猫と合わないので、この部屋にいます。しかし、猫密度的にこのお部屋は、ゆったりしているんですよ!そこで、集まった4名がコタツを囲みケーキ食べながら会議することにしました。
オス部屋の住猫、クロちゃんと、ぶち君はたくさんの人がきてくれたと大喜び。あーだこーだ話していると、外のお部屋にいる猫たちが、「人間の声が聞こえるのにいにゃ~~~い」と騒ぎ出して・・・、「なんか倒れた」と言っては席を立ち、「あ、ケンカだ!」と言っては席を立ち・・・、なかなか本題に進めません。結局、10分ぐらい話せば終わる話を2時間近くかけて話してやっと終わりました。



たとえ2時間かかっても、猫たちは人がいっぱいと喜んでいたので、それだけでも無駄ではありません。(そう心に言い聞かせて解散するのでした~)

猫がいる生活は忍耐です!!
気が長くなくては駄目ですよ。




          冷蔵庫を開けると、入る猫、シン君です。里親様急募!!
                人懐っこくって甘えん坊です♪


そして、こんなずぼらな私のサポートしてくださる方がシェルターブログを作成してくださいました。心優しいシェルターボランティアさんの皆さんが、シェルターブログを更新してくださいます。近日中にご紹介しますから、どうぞお楽しみに!!

2012年2月2日木曜日

プロジェクトよみきりマンガ

2月3日金曜日、白泉社が発行するSilky special シルキー3月号増刊が発売になります。
私のストーリーを中心に読み切りマンガ化していただきました。

実物の私を知る人が読んでどう感じるかは・・・、とそれはさておき、マンガ家の杉野たくみ様にはとっても丁寧にかわい~く描いて頂きました。

ぜひ、皆様にも手にとってお読み戴けたらと思います。

「むかえにいくから! ~福島犬猫救出プロジェクト~」


他のストーリーもすべて読み切りで感動するものばかりです。ご自宅でゆっくりと読めると思います。

http://www.hakusensha.co.jp/silky/sis1203.html