<福島原発20キロ圏内犬猫救出プロジェクトとは>
私は普段は、横浜で犬や猫の保護、避妊去勢手術、里親探しなどをしている個人ボランティアです。
今回、2011年3月11日に発生した「福島第1原発事故」により20キロ圏内の人々に避難指示が出て多くの動物達が取り残されていることを知りました。
避難した人たちが飼っていた犬猫や家畜などがどうなってしまっているのかとても心配していました。気になってネットを色々と見ていたところ、ジャーナリストの山路徹さんという方がTwitterにて「犬猫救出プロジェクト」を計画しているのを知りました。
私も何かお役に立てないかと、いてもたってもいられず、やったこともないTwitterで恐る恐る「ケージ、捕獲器、車ありますお手伝いできることありますか?」とつぶやいたのがこのプロジェクトに参加するキッカケになりました。
・・・
それから山路さん達と共に、20キロ圏内に入って車を走らせ犬や猫を保護して回ること五回以上、救い出した犬や猫は動物ボランティアの方々に一時預かりをしてもらったり、里親になってもらったり、飼い主さんの元にお届けする活動をしています。
2011年12月28日水曜日
グレース退院
原因不明の嘔吐が続き、緊急開腹手術をしていたグレースさんが、先週退院
しました。
胃の中には、異物を食べた痕跡も無く、なぜ嘔吐が続くのかもわからなかった
のですが、食道裂孔ヘルニアという病気の疑いがあるらしい。
食道裂孔ヘルニアとは、横隔膜の中で食道が通る孔に異常があり、そこから
胸部の食道や胃の一部が胸腔内に入り込んでしまうことらしいです。
外傷からなる場合もあるようですが、遺伝の場合もあり持病としてもっている
子がいるようです。
<入院中、ダンボールハウスを作ってただきました>
グレースの場合は、はっきりと食道裂孔ヘルニアと診断されたわけではありま
せんが、嘔吐がひどくて、病院で吐き気止めと点滴などによって栄養補給して
もらってたから救われました。
もし、現地でこの病気が起きていたら、吐き続けて食欲もなくなり衰弱し、
今頃いなかったな~と思う。
誰にも助けてもらえず多くの動物が亡くなりました。
保護された子たちも、後少し保護するのが遅かったら、今頃は、この世に存在
しなかったかも・・・。
そんなグレース、他のネコさんはあんまり好きじゃないらしい。
いつもガチャピンハウスに引きこもり。でも、名前呼ぶと出てきます。
右、左、右大丈夫・・・みたいな感じです♪
<おまけは、ミュータント猫です!>
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うちの12歳の雄猫も5歳の時に、日に何度も吐く様になり、薬も利かず、諸検査でも原因特定出来ず、試験開腹し、腸も少し切って、組織検査をしました。
返信削除そして、やっと好酸球性胃腸炎であると判明しました。
この病気も一年以内に80%以上が死ぬ病気だそうです。
病名確定後も、吐きに加えて、一か月以上下痢にも見舞われたりしました。
どうぞ、グレースちゃんの病名が早く判明して
しっかりと治療が出来ます様に…
グレースちゃ〜ん、退院おめでとにゃん=^o^=
返信削除ほんとに、助けてもらって良かったにゃ〜。福島にいたら今頃。。。
グレースちゃん無事に退院出来てヨカッタです!
返信削除食道裂孔ヘルニア…初めて聞く病名です…
長く過酷な環境下で生活を続けたストレス等も関係があるのでしょうかね…
福島から救出してもらって本当にヨカッタ!
大網さんが救助していなければ途絶えてしまっていたかもしれない命…
危険な地に何度も何度も足を運び沢山の命を救って下さった大網さん、プロジェクトメンバーの皆様には感謝してもしきれません!本当にありがとうございます!
あまりにも沢山の命が失われた2011年も残り僅か…
失われた多くの命に報いる為にも2012年は多くの命が救われてほしいと強く願います!
微力ですが後方支援続けさせて頂きます!
今年1年本当に!お疲れ様でした!
連日寒い日が続きますが体調崩されない様に気を付けて年末年始お過ごし下さいね!
良いお年を!
心配していました。頑張ったんだね〜グレースちゃん! 退院おめでとうございます。あの可愛い声また聞きたい。
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